CD/RECORD
[:ja]1、おむすび 曲:坂田明
2、My Funny Valentine 曲Richerd Rodgers
3、星めぐりの歌 詩曲:宮沢賢治
4、死んだ男の残したものは 詩:谷川俊太郎 曲:武満徹
5、Memories of you 曲:Eubie Blake

おまけ おむすび(うす塩編)
total time :41’37”[:en]1,Omusubi music by A.Sakata
2,My Funny Valentine music by Richard Rodgers
3,The Twin Staras wards&music by Kenji Miyazawa
4,All That the Man left Behind When He Died word by Syuntaro Tanikawa music by Toru Takemitu
5,Memories of You music by Eubie Blake

bonus truck Omusubi(soft salted version)
total time 41'37"[:]
[:ja]おむすび[:en]OMUSUBI[:]
発売日 : [:ja]2008年1月28日[:en]2008/1/28[:]
発売元 : [:ja]がんばらない レーベル[:en]GANBARANAI Label[:]
[:ja]GNCD-0002
Manufactured by JCF(日本チェルノブイリ連帯基金&jim-net)"がんばらない”レーベル
〒390-0303
長野県松本市浅間温泉2-12-12
℡:0263-46-4218 Fax:0263-46-6229
jcf@jca.apc.org
http://www.jca.apc.org/jcf/

producer:鎌田 實(JCF)
music producer:坂田明
演奏:坂田明Yahhoo!
坂田明(alt.sax,clarinet、朗読、bells、bird call)
黒田京子(piano、うた)
バカボン鈴木(bass)
坂田学(drums)
Recorded at Wonder Station Tokyo on Dec.6.7.'07
Recordin and Mixng engineer :森本八十雄
Mastering:小泉由香(Orange)
A&R :渡辺 徹
Art derection & design:CHEAP POP
Art work :太公良(grAphic tAkora)[:en]GNCD-0002
producer:Minoru Kamata(JCF)
music producer:Akira Sakata
Recorded at Wonder Station Tokyo on Dec.6.7.'07
Recordin and Mixng engineer Yasoo Morimoto
Mastered by Yuka Koizumi (Orange)
A&R Toru Watanabe
Art derection & design:CHEAP POP
Art work :Hutori KImiyoshi(grAphic tAkora)

Akira Sakata&Yahhoo!
Akira Sakata(Alt.sax,
clarinet,Poet reading,bells,bird call)
Kyoko Kuroda(piano,Vocal)
Vagabond Suzuki(bass)
Manabu Sakata(Drums)[:]
[:ja]"がんばらない"レーベル第一作目「ひまわり」は想像を超える売れ方をした。しかし、古今より"柳の下にドジョウは2匹とはいない"といわれてきた。そんなことは誰もわからないよなあ、という風に考えながら、2枚目が急遽録音されてしまった。
第一作目とはまるで違うものが出来てきた。私の方は売れて欲しいと願いはしますが、売れる売れないは第二義的な問題であり、鎌田 實はいい作品が出来ることを願いはしてるけれど、売れることが第一義的な問題である。というのが互いの役割分担であろうし相補的である。とにかく第2作目が出来たことは大変喜ばしいし、驚いても居る。願わくば集まってきた人の中で100人中少なくとも3人の人には楽しんで頂きたいものです。なにせ、この作品は"がんばらない"レーベルが無ければ出来なかったものであることを認識せざるを得ません。他ではありえないです。
「おむすび」はどこからきたのか?!それは鎌田 實の「あきらめない」という本に登場された、40代のお母さん(余命3ヶ月といわれて、諏訪中央病院へ入院してきて、1年8ヶ月も生き抜いた方)のはなしからきた。そのお母さんは病院から外泊許可をもらって家へ戻った時に、娘さんに弁当を作ってあげました。お母さんは娘が卒業するまで生きて居たいとおもってがんばった。そしたら、入学式まで生きていたいとがんばれた。そのお母さんが作った最後のお弁当、それが「おむすび」だったのです。学校で弁当を開けて見た娘さんは、胸が詰まってお母さんの「おむすび」を食べられなかったのです。私も胸が詰まりました。思い出すだけでも勝手に涙が出てきます。だから、もう「おむすび」しかない!と私は決心したのです。
おまけに、私事、まことに恐縮ですが、気付いてみれば、2人の娘と1人の息子を残し、癌で行ってしまった私の妹も48歳でありました。実は他人事ではなかったのです。最後に話をした日、妹が「あんちゃん」といって別れ際にベッドで手を振る顔は信じられない天使のものでした。自分はなんという縁起のもとに生きているのか、つくづく生きている役割を考えるのを禁じ得ません。
太公良君が、一目見たら「これがおむすびじゃ!」というしかないものを作ってくれました。ね!!!
省みすれば、日本は米作りの国であり、おむすびが大好きな国でありました。WTO加盟後に外国の米を輸入しなければいけなくなり、ガットのウルグァイ・ラウンド以降いまや我々は大量の米(たぶん30%ぐらいだったか)を輸入しなければならなくなった。減反政策で休耕田が増え、日本は食糧の自給率が40%を切った。豊芦原の国はその姿を変えてきています。ジャケットを眺めているとそんなことも考えてしまいます。
このCDは出来れば広範な人が元気に生きるために、役に立ってほしいと思ったりします。人と人とを「おむすび」してほしいとも思います。でも音楽を聴いたとたんに、あきれてしまうかもしれない。買って聴いたけど、CDが最後には田畑の鳥よけにぶら下がってキラキラするかもね。でも、そのときでもCD盤の表にはおむすびの絵が載っているのです。作った私は何も出来ない。ただ呆然と事態を見守るしかない。「ヤッホー!」といって。[:]